パパの居場所がないは思い込み?女の子だらけの我が家で起きていること

家族写真を撮る父親と娘たち 子育て・子ども
女の子だらけでも、パパはいつも家族の真ん中に

こんにちは、大家族ママです。

今日は、女の子ばかりの家でよく言われる

「パパの居場所なくて大変ですね〜」

という言葉について、実際はどうなのか!?リアルをお伝えしたいと思います。

女の子ばかりの家はパパの居場所がない?【我が家の結論】

まずは結論から。

『女の子ばかりだとパパの居場所がない』とよく言われます。

でも、実際に女の子ばかりを育てている我が家では、その逆でした。

我が家の娘たちは、とにかくおしゃべり(笑)

今は学校も夏休みですが、毎日毎日ず〜っと誰かが喋っています。

大袈裟だと思われるかもしれませんが、誇張ではなくもう本当にずっと(笑)

唯一静かになるのは何かを食べる時とアニメを見る時だけ。

普通はうるさくてテレビを消しますが、うちはむしろうるさいからテレビを点けるほどです(笑)

そんな彼女たちの発話量にも波があり、それが高まるのはそう、夫が帰宅した時です。

「パパパパ!!!」

「あんな、あんなぁ、今日なぁ!!」

「だっこちて!!だっこちてーーー!!!」

「どこ行っとったん!?」

「またどっか行くん!?」

「見てーこれ!!絵描いたで!!」

とにかく喋りかけます。

流石に成人した子は夫にそこまでのマシンガントークをすることはありませんが、自分が話せる隙を見付けて聞いて欲しい話を差し込むような感じです。

幼児(赤ちゃん)から成人までがそんな状態なので、うちの場合は「パパの居場所がない」と言う言葉はピンときません。

もちろん家庭によって状況は様々だと思います。そういう大家族のパパも世の中にはいるのかもしれません。ですが、うちには当てはまらない言葉ということです。

むしろ、「パパの隠れ場所がない」と言う方がしっくり来るぐらいですね(笑)

なぜ「パパの居場所がない」と言われるのか?

では、なぜ世の中では「女の子が多いとパパの居場所がなくなる」と言われるのでしょうか。

実はこの言葉、子どもが長女ひとりだった頃から、娘が増えるたびに夫が職場で言われ続けてきたそうです。しかも、言ってくるのは割と若い同僚が多かったとのこと。

うちの娘たちの「パパパパ!」というマシンガントークを知っている身からすると、正直ピンときません(笑)

ですが念のため調べてみたところ、「娘ばかりだと父親の居場所がなくなる」ということを示した研究は、私が確認した限り見つかりませんでした。

では、なぜ「パパの肩身が狭そう」という言説がここまで広まっているのでしょうか。

考えられる理由は以下の3つです。

「女性同士は結束する」という思い込み

一番大きい理由は、社会的なイメージです。

例えば、

女の子同士は買い物へ行く
恋愛相談をする
母娘で仲が良い
女性だけで盛り上がる

という場面はテレビや漫画でも非常によく描かれます。そこへ

「家の中で女性が5人、男性が1人」

などという状況を想像すると、

「男性は少数派だから孤立するだろう」

という印象が生まれやすいのです。

しかし、これは文化的なステレオタイプであって、研究で証明された事実ではありません。つまり、女性が多い=パパが孤立する、というのは実態というより、外から見たときのイメージに近いのかもしれません。

「父親と息子は仲良し」という思い込み

昔から

跡継ぎ
キャッチボール
一緒に酒を飲む

など、「父と息子」の関係が理想像として語られてきました。

そのため、

息子がいない → 父親は寂しい

という発想になりやすいのではないでしょうか。

ですが実際には、父娘関係を研究した心理学では、娘にとって父親は人格形成や自己肯定感に大きな影響を与える存在であることが数多く示されています。

参考文献:日本における父娘関係研究の展望–娘にとっての父親 春日由美 2000年

つまり、息子がいないことは、父親が疎まれる理由にはならないということです。

女性だけの話題があるから

これは多少現実的な部分もあります。

例えば

生理
メイク・ファッション
恋愛相談

など、母娘だけで盛り上がる話題は確かに存在します。

そのため、父親が会話に入れないことはあるでしょう。

しかし、それは居場所がないこととは全く別です。

男性はそれらの話題には入りたいと思わないため、夫にとってはむしろ休憩時間です(笑)

研究から見る父娘関係|本当にパパの居場所はなくなる?

パパの肩身が狭くなる状況は、実際にはどんな環境で起き得るのでしょうか。

「パパくさい!一緒に洗濯しないで!」

みたいなやつのことです。

これについては先行研究があって、前述の参考文献に詳しく述べられていました。

その一部を引用すると、

「父親が家族から「大黒柱」として位置づけられているとき、娘が見る父親の魅力は高く、父娘関係も険悪ではないと考えられる。」

とありました。

父親が家庭の経済状況を支え、それを元に母親が父親を認め、愛情を抱く。

これが娘たちから父親への愛情を支える源泉、と読み取ることができます。

我が家に置き換えてみると、確かにその通りです。

もし私が夫の愚痴を子どもに毎日言っていたり、子どもの聞いている前で他の誰かに言っていたら、子どもたちは父親に尊敬の目を向けることはないでしょう。

根本的に、夫婦仲が良いかどうか、尊敬できるかどうかが大事なのかもしれません。

「パパ大好き」が続く家庭の共通点

ここまでの内容を読んでくださった方は、もうその解決方法もお分かりのことでしょう。

まず夫婦が仲良くすることだと思います。

でも、前述の研究は2000年に発刊されていて、その文中で参照・引用されているのは1985年の研究成果であったりします。

つまり、今から考えるともう40年前。それから社会は急激に変化していて、下手をすればこれ自体が「ステレオタイプ」と言われても不思議ではありません。当時は共働き率も現在ほど高くありませんでした。

2025年に総務省統計局が公表した「労働力調査(詳細集計)」では、日本国内の共働き世帯は約72%です。夫に大黒柱としての役割をそもそも期待していない家庭だって沢山あるでしょう。

研究結果と我が家の状況、それと今の日本の状況をミックスして考えると、

「夫が大黒柱として機能しているか?」以上に、現在の経済状況等を打開しようと努力しているかどうかや、何より「尊敬できる夫かどうか」が重要に思えます。

人には、家事育児や家計に貢献しているかどうかで、伴侶の価値を自然と計ってしまう部分があるのかもしれません。実際、今私が夫に感謝していたり尊敬しているのはまさにその部分でもあります。

とはいえ、根っこにあるのはやっぱり「存在そのものを大切に思えているか」だと思います。行動への感謝と、存在そのものへの愛情、その両方が重なって、初めて「尊敬できる夫(妻)」になれるのかもしれません。

とにかく私が大事だと思うことは、まず

愛される夫でいること。

愛される妻でいること。

だから娘たちもパパを好きになる。

です。

それが自然とお互いに心からの感謝を生み続け、子ども達にも自然と伝わって「パパ大好き!!」を生んでいるのだと思います。

年々、お互いに「ありがとう」を言う回数がとても増えていますし、何となくその深みも増している気がします。

まとめ

「娘ばかりだとパパの居場所がないね」と言われることは、本当によくあります。でも、調べてみると、そのようなことを裏付ける研究は見当たりませんでした。

我が家を見ても、「女性が多いからパパが仲間外れ」ということはありません。むしろ、娘たちは父親にしか相談しないこともありますし、家族みんなで出掛けることも多いです。

「女の子ばかりだからパパがかわいそう」というのは、昔から語られてきたイメージが独り歩きした言葉なのかもしれません。本当に大切なのは子どもの性別ではなく、

「どんな親子関係を築いてきたか」

「どんな夫婦関係を築いてきたか」

なのでしょう。

終わりになりましたが、あくまで私が調べた結果や我が家の状況を示したものです。

誰かを批判したり貶めたり、傷付けたりする意図は全くありません。

これからも、このブログでは大家族ならではの家事・育児事情や、実際にやってよかった節約方法、便利だったアイテムなども、実体験を交えながらご紹介していきたいと思います。

同じように毎日の家事・育児に奮闘しているパパやママに、「うちだけじゃなかった!」とクスッと笑ってもらえたり、お役に立てたら嬉しいです。

また、コメントやイイねを頂けると大変励みになります。

これからも頑張って更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[写真:神社にて家族全員で撮影/alt「家族写真を撮る父親と娘たち」・キャプションは先ほど決めた案から選択]

参考文献(再掲)

・「日本における父娘関係研究の展望:娘にとっての父親」

春日, 由美 氏

九州大学大学院人間環境学研究科(修士課程) 2000年

・「労働力調査(詳細集計)」

総務省統計局 2025年

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